お金で困らないために

【やってはいけない】リボ払いはやばい ふくらむ借金 (シミュレーション付き)

1. リボ払いをおすすめされたことはありますか?

デパートでのお買い物やネットショッピングでのカード払いのときにリボ払いをオススメされたことはありますか?
よくわからないから、「一括で!」あるいは「一回払いで!」と答えたあなた、正解です。
リボ払いは借金して買うと言うことですので、たとえ馴染みの店員さんに拝み倒されても使ってはいけません。
本日は、将来もこのリボ払いを使わないように、リボ払いについて一緒に考えていきましょう!

2. リボ払いは借金です

リボ払いとは、

1)月々一定額で返済できる支払い方法です

2)高額な商品でも月々の支払いを安くできます(と宣伝されています)

3)ただし支払い額に年率15%の手数料!を払わないといけないデメリットがあります。
つまりリボ払いは借金とほぼ同じということです。

3. リボ払いは永遠に払い終わらないしくみ

例えば、引っ越しをして新しい家具などを総額50万円でを買ったとします。

このとき手元にお金がなく、クレジットカードのリボ払いで月々の返済を2万円に設定したとします。

25ヶ月後の計算結果が下のグラフになります。

手数料は年15%です。

月々2万円をリボ払いで返済していくと、2年後に残金は10万円になりますが、

リボ払いの手数料が掛からない場合は残金はゼロになります。

つまり、この10万円が手数料になります。

リボ払いにしたことにより10万円が買った商品と関係なく、手数料としてクレジット会社に余分に支払われていることになります。

上のグラフで灰色の線は、月々6千円の返済に設定した場合です。もはやギャグですが2年経っても残金は減らずなんと元本の50万円のままでした。

4. リボ払いはクレジット会社の利益

上の内容を整理すると

1)高い手数料を設定できてとても儲かるのであなたに積極的に使ってもらいたい。

2)あなたがリボ設定してくれるだけで手間をかけずに高い手数料収入が稼げる。

3)クレジット会社がリボ払いの手数料収入を達成目標にしているという話も聞きます。

5. リボ払いまとめ

では、私たちはどうすれば良いのでしょうか。

1)月々の返済が楽になるリボ払いにすると手数料分があなたの損になります。

2)自分の収入や貯金以上の高いモノを買わないようにすること。

3)モノを買う場合は「まずお金を貯める」からスタートする。

リボ払いはあなたにメリットはなく、クレジット会社の利益にしかなりませんということを肝に銘じましょう。

6.名称を変えた「リボ払い」もあるので注意!

実は最近「リボ払い」「リボルビング払い」と言う名前ではなく別の名称を使っている場合もあるので注意が必要です。例えば「~定額払い~」「~楽~」等、楽に支払えそうなネーミングを付けている支払いサービスの中には実はリボ払いと言うものもありますので、分割払いをする場合は年利率を確認するようにしましょう。年率15%であればリボ払いでしょう。

7.リボ払いの解約方法

万が一リボ払いにしていた場合やまちがってリボ払いにしてしまった場合は、放っておかずにクレジット会社や運営会社に電話連絡をして一度に返済してしまうようにしましょう。

カード会社の受付対応電話は無料であることが多いですし、対応してくれる受付の方もふつうに対応してくれますので安心して電話をしましょう。

8.リボ払いでネット検索するとヤバいことに…

「リボ払い」でネット検索すると、検索上位はクレジットカード会社の広告ばかり出てきました。
内容も「特徴とメリット」が多めで、この記事のようなリボ払いのリスクは控えめに表現されている印象でした。

大きな会社が扱っている、おススメされたからと言ってリボ払いにすると高い手数料を払うことになります。くれぐれもリボ払いはやらない方が賢明です。
欲しいものはまずは貯金して買うようにすると良いでしょう。

9.公式リンク

日本クレジット協会・公式ホームページ

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