1. アメブロ、Abema TV、タップルの会社です
社長もよくメディアに出ているし、アメブロ、Abema TVでも有名ですが、ホームページも行ったことがなかったので、今回きちんと調べてみることにしました。
最近ツイッターのCMによく出てくるタップルというマッチングアプリも関連会社で運営していました。
2. サイバーエージェントは何の会社ですか?
以前記事にしたGMOインターネットと同じように総合インターネットネットの会社ですね。上場は2000年とインターネット企業としては老舗です。
ブログなどのスマホサービス、ゲーム、ネットテレビのABEMA、ネット広告などネット総合サービス企業になります。
2020年度の業績を見ると、
売上高:6,664億円
営業利益:1,043億円
となっています。
2021年度は増収増益の予想です。
3. サイバーエージェントの営業利益率
営業利益率のことを儲かってまっか指数と勝手に呼んでいます。
営業利益率 = 営業利益 ÷ 売上
=1043億円÷6664億円=16%
インターネット系の他社と比べてみると
ビジョナル=9%
GMO=13%
エムスリー=34%
GMOと同レベルですね。
やはりエムスリーがかなり高いのがわかります。
4. サイバーエージェント 買い時の見極め
やはり2020年あたりからインターネット企業が注目されるようになって、正直かなり上がっています。そして高止まりしているような状況です。
ここ10年ほどを見ると全体的は右肩上りです。しかし、株価の10年チャートを見るとわかりますが、株価は上下動を繰り返しているので、株価が高い時に周囲に釣られて買ってしまうと中長期の塩漬けになりますので、インターネット企業の株が見向きもされなくなったような時に時に買うという手が最も安全です。
5. サイバーエージェント ズバリいくらで買う?
チャートを見るとわかりますが(Yahooファイナンス(サイバーエージェント)10年チャート)、1000円くらい下がることもありますので、1000円近辺まで下がった時に買い、2000円近くまで上がった時に売るという買い方が安全です。
インターネット企業は成長に軸足があり配当がほぼ無いに等しいので、投資家にとっては値上がりするか利益が出ないということで、株価の激しい上下動を繰り返しやすくしている原因でしょう。
ただ経営が安定した堅実なIT企業であれば、世間のインターネット熱が急激に下がった時に買い、過熱感が出てきたら売るということで利益が出しやすい利点があります。
6. サイバーエージェントは高配当株か?成長株か?
配当利回り1%以下(配当金11円、株価1900円の時)で高配当株とは全く言えないです。
ちなみに配当の低い株は持っていても私は自分で決めた株価に達したら一部でも売ってしまうというスタンスにしています。
しかし気に入っているサービスを運営している会社は2単元株を買って1株売却して利益を出しつつ、最後の株はその後の成長を見守るというやり方も面白いです。
7. サイバーエージェントは強力なブランド力が強み
インターネット企業の中で老舗企業ですが、私にはまだまだ成長している若い企業のようにも見えます。
アメブロ、ABEMAと強力なブランドがあるので、今後安心できる株価になってきたら再検討したい企業です。
では、また明日!