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マコなり社長 テックキャンプイナズマ 受講体験記

1.マコなり社長YouTube がきっかけ

私をメーカー勤務でメカ設計をしている中堅エンジニアです。YouTubeを観ているうちに、これからはITやAIの時代だと思うようになり、プログラミングに興味を持ちました。
インターネットでは無料で受講できる講座もあることは知っていましたが、教えてくれる人がいない状態で勉強するとほぼ挫折するという話も数多く聞きましたので、有料のセミナーを受けることにしました。

そこで2020年の夏に 当時YouTubeでよく視聴していたマコなり社長が経営する株式会社divのテックキャンプのイナズマスタイルを受講しようと思い立ちました。
実際にホームページを見てみると、プログラミングの教養を学べるテックキャンプイナズマがあり、ちょうど1週間の長期休みと尺が合っていましたので受講を決断しました。
受講開始日の1週間くらい前の決断でしたが、この記事を読んでくださる方が実際に受講する場合は準備や予習をするため1ヶ月前に申し込むことをおススメします

このテックキャンプイナズマはサッカーの本田圭佑選手などが受講されたコースです。本田選手はこの後、ご自身で教育系のウェブサービスを立ち上げていますよね!

今回もさくっと読めるようにまとめましたのでどうぞ最後までお付き合いください。

2.プログラミングスクール 無駄 は本当か?

いきなりですが、プログラミングと私の相性の観点から見た結論です。

1)自分には向かないと思った

プログラミングに向く人、向かない人がいるという話しは聞いていましたが、実際にやってみて実感。ハマる人はハマるんだろうなと思いましたが、論理的に考えられない自分はコードを構築していく作業に向かないと思いました。

2)テックキャンプイナズマがちょうどよかった

テックキャンプイナズマという教養コースを受講しました。1週間でざっとプログラミングの概要と簡単なプログラミングを学べます。プログラミングって何だろう?、プログラミングで何が出来そう何だろう?という基礎的なことを知りたいという自分には合っていました。
また1日ごとに進むカリキュラムがあり、進捗を1時間ごとに先生とチームに報告する必要がありますので、本気を出さないわけには行かない状況に追い込まれますので、サボりクセのある自分にはちょうど良かったです。

3)プログラミングに早めに見切りをつけれた

私はプログラミングで副業出来ないか?あるいは会社内で異動できないか?というところからプログラミングに興味を持ちました。
早く手を出してうまく行きそうだったら深堀りしダメだと思ったら早く撤退する、というのがビジネスの基本です。
そういう意味でこのテックキャンプイナズマは忙しい会社員がプログラミングに触れる一つのきっかけになります。
私は1週間の受講は完了しましたが、自分の能力では収益化は並大抵ではないと実感しました。逆にこれは楽しい!もっと勉強したい!と心から思えた方は才能があるかも知れませんから、期間を延長して基本カリキュラム以外のコースも受講してどんどん知識を吸収してみてください。

3.テックキャンプ申し込みと事前準備

申し込みと事前準備についてかいつまんで解説していきます。

1)申し込み

コースは通期で行われていますのでホームページからいつでも申し込みができます。自分の都合の良い期間を選んで申し込んでください。一番下にリンクを貼っておきました、ここから日程表を見ることができます。(けっこう予約入って相変わらずの人気!)
注意点は予習・復習が十分とれる時期を選んだ方が良いです。授業は実際に自分でプログラミングしていく実践的な形式なので、初めてプログラミングする人にはハードな受講内容です。

重要なことですが、実際の講座が始まる前にテキストがPCで見れますので 十分に時間を割いてしっかり予習しておくと理解度が全く違います。予習された方に聞くと、2回読み込んだそうです(自分もやっとけば良かったと反省)。

2)パソコン

ホームページに必要なスペックの記載がありますので自分のパソコンが大丈夫か確認が出来ます。オンライン研修ですのでWebカメラ、マイク、スピーカーがない場合は別途購入が必要です。

なおパソコンはMac、WindowsでもどちらでもOKです。私はWindowsでしたが問題ありませんでした。

3)ツール類

事前にアマゾンAWS、チャットツール、画像共有ソフト、zoomを自分のPCにインストールするよう案内が送られてきます。インストールは簡単にできますのでご安心ください

4.イナズマスタイルはどんなコース?

イナズマスタイルはテックキャンプの短期集中コースになります。

1)オンライン研修について

期間中に数十人が受講しますが、4、5人をひと組にしてチームが編成されます。チーム編成はテックキャンプ側で行います。チームで1日の学習の成果を報告しあい、最終日は課題のプログラムをチームで話し合いながら作っていきます。
報告などはチャット、全体連絡、チーム内の会話はzoom、メンターさんへの質問は専用のビデオ会議システムと画面共有
ソフトを使います。
プログラムはアマゾンAWSというクラウドを使いますので、メンターさんがリモートで操作することもできます。

2)受講生について

初日の全体説明会はzoomで行われますが、カメラをオンにされている方がほとんどでしたので、どんな方が受講されているのか何十人と見ることが出来ました。見た限りでは若い方からベテランの方まで、そして女性もチラホラいました。
全体説明のあとは予めテックキャンプ側で決めた4、5名のチームで自己紹介をしますが、皆さんお勤めの方で業種も製造、金融、公務員と幅広かったです。
今の会社で何か生かせないかと考えている方がほとんどで、転職を考えている方もいらっしゃいました。私は副業できないかを考えていました。
また一時、一部のYouTuberが批判されていた「情弱ホイホイ」?感はイナズマコースでは一切無かったです。

3)受講内容について

私が受講したのは短期教養のイナズマスタイルの意図するところは、初心者ががんばって何とかできる範囲でなるべく広く浅くプログラミングを学んでもらおうというものです。

実際にプログラムの作り方を学び、その後で「こういうプログラムを実際に作ってみてください」という演習を繰り返していきます。そして最終的には少し複雑なアプリケーションを作っていきます。またもっとやりたいという方は研修が終わっても月単位の料金で引き続きオンライン自習とメンターさんへの質問が可能です。

プログラミングと言うつかみどころの無い技術をさわりだけでも触れるというのは良い体験になりました。
そして何も知らないというゼロの状態から少しは知っているという1の状態に出来たのは良かったです。

5.テックキャンプとはどんな会社

プログラミングスクールやテックキャンプのメンターさんたちについて感じたことを書いていきます。

1)プログラミング教育

エンジニア育成スクールは今後も必要な仕事ではないでしょうか。何よりエンジニアになれば食いっぱぐれが無いですし、社会的にもエンジニア不足が不足している状態です。
学校教育に取り入れられますが、学校教育では不足と思う人たちは子供向けのプログラミング塾に行くでしょうから、プログラムの教育分野はこれからどんどんと裾野が広がって行くでしょう。
本当にプログラムが好きになった子供は学校の先生の話よりも、本物のエンジニアやテックキャンプなどのメンターさんの話をきっと興味を持って聞くことでしょう。

2)メンターさん

無料やネットで格安で受講できる講座もあるようですが、初心者は何をしていいかわからない、あるいは今自分が学んでいることがエンジニアとして役に立つのかわからないという人は多いでしょう。その答えやヒントをくれるのがメンターさんです。
もちろんメンターさんにもベテランと成り立ての人がいるので、特に進路などの重要な相談したいという場合はIT業界に詳しいメンターさんを指名してお話しを聞くことをおすすめします。
私はメンターリーダーさんにお話しする機会があったので、思い切って副業にするにはどうしたら良いか、ざっくばらんにお話を聞かせていただきました。聞いた内容を自分の中で考えた結論は年齢と適性を考え、撤退!と判断しました。

3)オンライン研修

教室もありますがオンライン研修でも不満は感じませんでした。
チャット、zoom、オンラインシステムがしっかりしているため受講に際し、マイナスになる要素は無いと思います。むしろ先端のIT企業のような在宅ワークを経験できて楽しい感じました。
延長を申し込み後は、会社帰りや土日に立ち寄る機会があれば直接質問したり、話しを聞くとさらにおもしろいでしょう。

6.プログラミングスクール が 無駄 にならない人

私の主観になってしまいますが、どんな人が受講したら良いかを考えてみました。

1)会社内でIT化を考えている人

プログラミングの概要を学べますので、自社内のDXやデジタル化の波に乗りたいという人が受けると、社内プロジェクトで各部署からアドバイザーを集める時など 手を挙げやすそうですね。知識ゼロよりきちんとしたスクールで受講した経験があるのは自信にもつながります。

2)転職を考えている人

IT業界へ転職したいけど、まずは自分のプログラミング適性を見たいって言う人に向いています短期でも実際にやってみればプログラミング適性や興味が持続できるかわかります。

3)新しいことにチャレンジすることが好きな人

アマゾンAWS、チャットツール、画像共有ソフト、zoomを使うのも見るのも初めてでしたし、先端的なIT企業のリモートワークを擬似体験できたので十分すぎるほど刺激的でした。

7.本気になれるコースです

1)入学試験があるスクールがあってもいい

思いつきですが、入学試験がある予備校ってありますよね。
素地や熱意のある人を更に鍛えて名門校
に入学してもらうシステム。プログラムスクールでもそう言うクラスがあっても良いはずです。
プログラミング業界も創造的な仕事ができる人と作業に徹する人に分けられてしまいますから何か新しいものやサービスを作りたいっていう情熱や才能を伸ばして行くことは大事です。

2)本気を出していないだけって人にピッタリ

本気を出していないだけって人にこの短期スクールはピッタリです。
集合研修で課題が出てチームで報告しあうというこの形式は、もはや本気を出さざるを得ません朝ベッドで寝ていたと思ったら、ベッドごと戦場に空輸されてる状態です。ベッドから飛び出してキーボードを打ちまくるしかありません!

8.関連リンク

テックキャンプイナズマ:
<テックキャンプイナズマのリンク>

テックキャンプで本格的に始めたい方はこちら:

テックキャンプブログ:
<テックキャンプブログ・リンク>

卒業生の方のブログ:
ハルデザインブログ

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以上、今回も読んでいただきありがとうございました。
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